ケミカルプーラーでタンクのへこみは直るのか?

May 08 [Sun], 2016, 11:30
皆さんこんにちは。
GWツーリングに行けなくてへこんでいるアカギレーシングです。

皆さんはへこんでいますか?
いや、皆さんの愛機のガソリンタンクはへこんでいませんか?

へこんでいたとしても直すのが大変だからそのまま乗っている・・・ という方も多いんじゃないでしょうか?

そう、タンクのへこみ直しって大変なんですよねぇ・・・
塗装を剥がしてパテ盛りして塗装してと・・・
酷いへこみはワッシャーを溶接してスライディングハンマーで引き出す。なんてこともしたり・・・

文章で書くと簡単そうですが実際にやってみると時間もかかりますし大変ですよね
そこでコレ!

ケミカルプーラー!(ドラえもん風に)



でもね・・・
実際はこんなのでタンクのへこみが直るわけないじゃないですか・・・
人生そんなに甘くはありません。

四輪車のボディーならへこみの引き出しができるのかもしれませんが、バイクのガソリンタンクはもっと硬いんです。
無理ですよ、こんなのじゃ! 販売元もバイクのタンクにも使える! なんて一言も書いていません。
だから今まで気になりつつも一度も使いませんでした。

ネットの情報とかを見てはっきり分かったんです

「青春全部かけたって、ケミカルプーラーでへこみ直しなんてできないって・・・」

「かけてから言いなさい。」(ちはやふる)


よぉぉぉぉぉしッ!
俺の青春を全部かけて挑戦してやる!

そして綾瀬千早に! いや、すずちゃんに想いを伝えるんや!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・なんかすいません。



へこんでいる部分をしっかりと洗浄・脱脂してから、ヒートガンで150℃程度に温めます。(温度は放射温度計で測りました。)

そこにケミカルプーラーを押しつけると先端が溶けてきますので、イイ感じにくっついたら水をかけて急冷させます。

初めてなので勝手がよく分からないのですが、ええか〜 こんな感じでええのんか〜?

その後、1〜2分ほど放置してからスライディングハンマーで引き出します。

こんなのすぐにとれそうですよね・・・ だから今まで一度もやらなかったのですが・・・
最初は様子を見るために軽くコンコンとやってみます。

かる〜く コンッ コンッ と・・・




とれた・・・


っていうか、ソコ!? ソコがとれるのかよ!!



なんやねんコレ!

使えないにもほどがある!!

仕方ないのでタンクに残ったケミカルプーラーをカッターナイフで切って・・・



再びヒートガンで温めると柔らかくなりますので、
残りをプラヘラで除去します。



ケミカルプーラーを除去した後のへこみ具合です。

あれっ? 軽くコンコンとやっただけなのに、へこみが少し直ってる!

ケミカルプーラー・・・

実は使えるアイテムなのか?



ならばもう一度挑もうじゃないか。

ケミカルプーラーは2本あるんやでぇ〜!

青春フルスロットルや!!



根元から折れないように・・・ 慎重に・・・

スライディングハンマーでかる〜く コンッ コンッ と・・・




とれた・・・


でもこれはとれてもしょうがないんです。
実は2回目を行う前の洗浄・脱脂を雑にやっていたんですよ、やっぱり表面処理は大事ですね。

というわけで、しっかりと洗浄・脱脂を行ってから・・・



や〜ま〜ね〜

さ〜んか〜いめ!!



3回目は何の問題もなく作業を行えました。

この画像はスライディングハンマーで引き出した後なのですが、もう全然へこんでないように見えます。

やめどきが分かりにくいのですが、これでOKとしました。



へこみ直し作業の完全終了画像です。

どうですかこの仕上がり! 画像ではほぼ分からないぐらいにへこみが直りました!

実際に見ると小さなへこみは残っているのですが、それを直すにはケミカルプーラーの先端を削って直径を小さくしてやる必要がありそうです。
その状態でちゃんと引き出せるかは分かりませんが、現状でも十分目立たなくなっているのでケミカルプーラーでのへこみ直しは大いにやる価値があると思いました。


というわけで、ケミカルプーラーでタンクのへこみは直るのか? の結論は・・・


青春全部かければケミカルプーラーでタンクのへこみは直る!!